電磁波レーダの説明

電磁波レーダは、新築や改修を問わず、土木・橋梁などで大活躍します。最先端のシステムで幅広いニーズにお応えします。 電磁波レーダ探査(GPR)は、 土木・橋梁・地下や構造物の内部を非破壊で調査する技術となり、高周波電磁波を送信して反射波から内部の位置や構造を画像化することが可能です。

3つの特徴
カラー、または、モノクロの画像にて、見たいポイントを正確に探査できます。そして、すぐに特定ができます。
❷ 測定場所や、コンクリート内部の埋設物の状況により、経験豊富な作業員が、機種を選定して対応します。
❸ 探査結果を即時に現地でトレースすることができます。必要に応じて、後日探査報告書を提出します。

X線撮影では対処しきれないコンクリートの内部探査には、電磁波レーダを用います。電磁波をアンテナからコンクリート内部に放射し、コンクリートと電気的性質の異なる物質を素早くキャッチします。すぐに専用コンピュータで見たいポイントを正確に探査することが出来ます。

経験豊富な有資格者(NDT配筋探査技術者)による解析と最新機種の導入により、迅速かつ正確な探査を実現します。

コンクリート構造物の配筋探査技術者資格証明書(建築)
一般社団法人日本非破壊検査工業会認定

コンクリート構造物の配筋探査技術者資格証明書(土木)
一般社団法人日本非破壊検査工業会認定

電磁波レーダ探査の原理

電磁波をコンクリートの表面から内部に向けて放射します。対象物(金属等)からの反射信号を受信することにより、鉄筋や空洞などの位置や深さを画像表示することができます。そして、結果を記録します。(航空レーダ等と同じ原理です)

コンクリートの断面を画像として表示するので、探査対象に対して直角に交わる方向に操作をします。鉄筋断面が山形の画像に変わって表示されます。

レーダ探査原理

【電磁波探査データ画像】

探査データ画像の解析結果を、素早く現地でトレース出来ます。

足場上、高所での探査

ピット内での探査

作業車を使用したトンネルの探査

クリーンルーム内での探査

駅構内での探査

小型機を使用した狭所での探査

電磁波レーダの基本スペック

  • 最大深度750mm
  • 鉄筋直下が探査可能なクロススキャンモードを搭載
  • 本体機と小型アンテナのワイヤレス接続可能
  • グリッドシートなしでより精度のある3D探査が可能(本体機のみ)

FlexNX

NX25(小型アンテナ)

電磁波レーダGP8800

GP8800

  • 軽量でコンパクト(手のひらサイズ/460g)
  • 広帯域周波数対応:400~6,000MHz
  • ケーブルレス
  • 狭い場所での探査が可能(壁際45mm、車高60mm)
  • 最大深度 約650mm
  • Wi-Fi環境下であればデータ共有が可能で、探査結果を現場と事務所で同時に確認可能
  • 3D拡張画像による投影が可能

  • 純国産(日本産)ならではの技術を搭載
  • ハンドレスモードで高さ73mmのスペースでも探査可能
  • スマホ・タブレット端末を使用し、鮮明かつ明確な探査画面を実現
  • 旧型NJJ-200K以上の分解能でより精度のある探査が可能

ADSPIRE01

  • SIR‐EZ XT:2700MHz 測定深度 約600mm
  • SIR‐EZ LT:1600MHz 測定深度 約450mm
  • SIR‐EZ HR:2600MHz 測定深度 約300mm
  • 用途による使い分けで、より正確な探査が可能
電磁波レーダSIR-EZ XT

SIR-EZ XT

電磁波レーダSIR-EZ LT

SIR-EZ LT

電磁波レーダSIR-EZ HR

SIR-EZ HR